ホーム > 活動内容 > てんぐ巣病の防除
福井市中心部にある足羽山(標高116m)には、ソメイヨシノ、ヤマザクラなどおよそ3500本の桜があり、春になると、お花見スポットとして、たくさんの人で賑わいます。。
わたしたちは、この桜を守るため、てんぐ巣病の枝を切除しました。
てんぐ巣病とは…
写真:カバノキに発生したてんぐ巣病
てんぐ巣病(てんぐすびょう)とは植物病害の一種で、植物(多くは樹木)の茎・枝が異常に密生する奇形症状を示すものの総称である。高い木の上に巣のような形ができるためこの名がある。
直接の原因としては、植物ホルモンの異常が考えられる。通常は、頂芽から出るオーキシンがその下の腋芽の生長を抑えている(頂芽優勢)。しかしオーキシンに拮抗するサイトカイニンの量が多くなると、多くの芽が一度に生長することとなり、天狗巣症状が現れる。
防除作業の様子
写真:作業の開始です!!
写真:高所作業車を使って高いところも駆除
写真:たくさんの木々がテング巣病に
写真:慎重に丁寧に作業
写真:1本ずつ枝を切り、薬を塗って
写真:春にはまたきれいな桜が咲くことを願って